2016年2月24日水曜日

平成27年度国語・国文学卒業論文発表会を行いました

2月16日(火)午前10時30分より、総合教育棟B353教室にて、発表会が行われました。4年生たちは自らの学びの集大成となる卒業論文をまとめあげ、その成果を発表しました。長大な論文の内容を20分の発表に凝縮するというプレゼンのくふうも問われる場となっています。力と思いのこもった良論が続いて、聞き応えのある会となりました。

3年生はこの会を取り仕切る立場での参加となりましたが、当日は順調に進み円滑な運営でした。ありがとうございました。次年度は発表者の位置につくことになります。これから一年間、頑張っていきましょう。2年生のみなさんの参加もありましたね。これからもよろしく。



■ 発表プログラム

 【高橋ゼミ】
  • 『竹取物語』の研究ー竹と月の結びつきー
  • 『平中物語』の研究ー人物像の違いを通してー
  • 『和泉式部日記』の研究ー季節の描写を起点としてー
  • 『狭衣物語』の研究ー巻二の諸本における「女二の宮物語」の様相ー
【先田ゼミ】
  • 谷崎潤一郎の『青い花』についてー『痴人の愛』との異同をめぐってー
  • 梶井基次郎における闇との交歓
  • 小林多喜二「党生活者」についてー「政治性」からの解放と「テクスト」の考察ー
  • 女を介して見える安吾の「ふるさと」ー「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」を中心にー
  • 安部公房『赤い繭』の最終場面について
【磯貝ゼミ】
  • 『古事記』の会話引用に関わる動詞の用字法研究
  • 『枕草子』における感動詞の研究
  • 『今昔物語集』におけるオノマトペの研究
  • 勅撰和歌集序文における指示語の文脈展開機能
 

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