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伊狩章先生退官記念特集号
- 伊狩章教授をお送りする 宮崎荘平 4~6
- 淡交 安川定男 7~8
- 伊狩章先生著作目録・関連事項 9~20
- 大正期の森鴎外―宮内省御用掛と山縣有朋― 伊狩 章 24~44
- 「伊豆の踊子」の装幀と考現学 長谷川泉 45~47
- 「文藪」のこと若干 紅野敏郎 48~50
- 北村透谷における進学 平岡敏夫 51~60
- 世紀末と桃源郷―『草枕』をめぐって― 前田 愛 61~70
- 道化考 諏訪春雄 71~80
- 太宰文学の特質―パロディ化の方法をめぐって― 相馬正一 81~96
- 川端康成の「夏の靴」 羽鳥徹哉 97~104
- 貞信と良寛―関長温との離別― 宮 榮二 105~106
- 清少納言と紫式部―その対比論序説(一) 宮崎荘平 107~118
- 近世初期の待遇表現(二)―『醒睡笑』を中心に― 佐藤 亨 119~131
- 東歌の「或本」 渡部和雄 132~141
- 古消息の「併」字 舩城俊太郎 142~151
- 狭衣物語の形成をめぐって 倉又幸良 152~167
- 『春』における「省略」二態とその意味―「並木」事件等の整理を中心に― 田中榮一 168~188
- 「かのやうに」と「興津弥五右衛門の遺書」―その断続の問題をめぐって― 清田文武 189~199
- 坂口安吾論―父母・兄弟姉妹の未発表書簡八十九通― 若月忠信 200~222
- 長沢佑の小学生時代前後 小田大蔵 223~227
- 『若菜集』―「六人の処女」論―近世歌謡との関係について― 渡辺 憲 228~235
- 会津八一の初期短歌における俳句的傾向について 塩浦林也 236~241
- 「山月記」の一節について―臆病な自尊心と尊大な羞恥心― 三好文明 242~247
- 長部日出雄試論―帰郷の意義について― 斉藤三千政 248~260
- 「階段の風景」―森鴎外『舞姫』について― 日下部英司 261~267
- 宇治十帖論のために―浮舟と食われること― 葛綿正一 268~281
- 大矢正修と『明星』―鉄幹の地方指導の一位相 塩浦 彰 282~292
- 伊狩先生と中国古典 関 正郎 293~295
- 刎頸の友・伊狩章 村松定孝 296~297
- 内なる優 和田謹吾 298~299
- 伊狩章君の退官に寄せて 秋山 虔 300~302
- 伊狩先生と城文学会 中野惣平 303~304
- 私どもに文学の眼を 高橋菊弥 305~306
- G・ブランデスと伊狩章先生 風穴眞悦 307~308
- 人生の教師 伊狩章先生―弘前での先生との思い出雑記― 内海康也 309~310
- 晩秋の日以来…… 鈴木芳枝 311~312
- キャンパスへ帰る道 中野幸一 313~314
- 伊狩先生の思い出 山本恭子 315~316
- 幻のお花見について 家井美千子 317~318
- 伊狩先生にお会いしてから 坂井 健 319~320
- 津軽から来て 佐藤久敬 321~323
- 書評 佐藤亨著『幕末・明治初期語彙の研究』を読んで 佐藤武義 324~327