2016年2月22日月曜日

「国文学会誌」 第30号 目次

昭和62(1987)年3月

(題目 著者 頁)
伊狩章先生退官記念特集号
  • 伊狩章教授をお送りする  宮崎荘平 4~6
  • 淡交  安川定男 7~8
  • 伊狩章先生著作目録・関連事項 9~20

  • 大正期の森鴎外―宮内省御用掛と山縣有朋―  伊狩 章 24~44
  • 「伊豆の踊子」の装幀と考現学  長谷川泉 45~47
  • 「文藪」のこと若干  紅野敏郎 48~50
  • 北村透谷における進学  平岡敏夫 51~60
  • 世紀末と桃源郷―『草枕』をめぐって―  前田 愛 61~70
  • 道化考  諏訪春雄 71~80
  • 太宰文学の特質―パロディ化の方法をめぐって―  相馬正一 81~96
  • 川端康成の「夏の靴」  羽鳥徹哉 97~104
  • 貞信と良寛―関長温との離別―  宮 榮二 105~106
  • 清少納言と紫式部―その対比論序説(一)  宮崎荘平 107~118
  • 近世初期の待遇表現(二)―『醒睡笑』を中心に―  佐藤 亨 119~131
  • 東歌の「或本」  渡部和雄 132~141
  • 古消息の「併」字  舩城俊太郎 142~151
  • 狭衣物語の形成をめぐって  倉又幸良 152~167
  • 『春』における「省略」二態とその意味―「並木」事件等の整理を中心に―  田中榮一 168~188
  • 「かのやうに」と「興津弥五右衛門の遺書」―その断続の問題をめぐって―  清田文武 189~199
  • 坂口安吾論―父母・兄弟姉妹の未発表書簡八十九通―  若月忠信 200~222
  • 長沢佑の小学生時代前後  小田大蔵 223~227
  • 『若菜集』―「六人の処女」論―近世歌謡との関係について―  渡辺 憲 228~235
  • 会津八一の初期短歌における俳句的傾向について  塩浦林也 236~241
  • 「山月記」の一節について―臆病な自尊心と尊大な羞恥心―  三好文明 242~247
  • 長部日出雄試論―帰郷の意義について―  斉藤三千政 248~260
  • 「階段の風景」―森鴎外『舞姫』について―  日下部英司 261~267
  • 宇治十帖論のために―浮舟と食われること―  葛綿正一 268~281
  • 大矢正修と『明星』―鉄幹の地方指導の一位相  塩浦 彰 282~292

  • 伊狩先生と中国古典  関 正郎 293~295
  • 刎頸の友・伊狩章  村松定孝 296~297
  • 内なる優  和田謹吾 298~299
  • 伊狩章君の退官に寄せて  秋山 虔 300~302
  • 伊狩先生と城文学会  中野惣平 303~304
  • 私どもに文学の眼を  高橋菊弥 305~306
  • G・ブランデスと伊狩章先生  風穴眞悦 307~308
  • 人生の教師 伊狩章先生―弘前での先生との思い出雑記―  内海康也 309~310
  • 晩秋の日以来……  鈴木芳枝 311~312
  • キャンパスへ帰る道  中野幸一 313~314
  • 伊狩先生の思い出  山本恭子 315~316
  • 幻のお花見について  家井美千子 317~318
  • 伊狩先生にお会いしてから  坂井 健 319~320
  • 津軽から来て  佐藤久敬 321~323
  • 書評 佐藤亨著『幕末・明治初期語彙の研究』を読んで  佐藤武義 324~327